すずの経験(アナフィラキシーショック)
2008.10.27(Mon)
ガムを喉につまらせたすず。もう、今日はピンピンしてます。ご飯もガツガツ。
少し違うとすれば、いつもより人の側にいたがります。
3時間以上離されていたので、軽いトラウマでしょうかね。

昨日の記事に書いたとおり、すずは今年の三月末に狂犬病ワクチンで、
アナフィラキシーショックを経験しています。そのときのことを。
市役所から狂犬病ワクチンの案内が届いた頃、年度末で旦那様は
仕事が大変忙しく、毎週休日出勤をしていました。
かかりつけの病院は、自宅から歩いて7分程度。私が一人でも
十分連れて行ける距離です。前年までは2匹×2回で連れていってましたが、
今年は3匹増えています。まずは、大きい子達(すず、てん、なの、ぴの)を
いっぺんに連れて行きました。
(余談ですが、4匹をいっぺんに連れて行ったのは初めてでした。疲れました。)
診察の順番になり、すずから狂犬病のワクチンを打ちました。
そして、フィラリアの検査、爪切り、肛門腺絞りをやってもらい、終了。
診察台からおろして、次になのを診察台に。

なのが狂犬病のワクチンを打ち、フィラリアの検査をしようとしたときです。
私の足元には3匹がウロウロしてますから、目を離していたずらをしては
いけないと、ちょいちょい目を配っていると、すずが何故か転びました。
あれ?なんだろ?「すず~」声をかけました。病院の先生もすずを見ました。
すると、コテッとすずが脱力するように倒れました。

何これ?病院の先生も「今、転びましたよね?」。すずは立てなくなっています。
先生の顔色が変り、すずを抱き上げ隣の診察室にいた院長先生のもとに。
急に動きがあわただしくなりました。
すずの手に点滴のようなものや、何やら線らしきものが付けられ
TVドラマでしか見たことのない、心音や血圧を表示するパネルまであります。
何が起きているのかわからず、ぼんやり見ていた私と3匹。
院長先生に「アナフィラキシーショックです。とてもやっかいな状態です」と
言われましたが、まず『アナフィラキシー』を聞いたことがありません。
何か良くないことが起きているのはわかりましたが、診察台の上にいる
すずは、「なんで、ここに寝てるの~?」とでも言うようにこちらを
見ています。正直、診察室の緊張は私に伝わっていませんでした。
生死に関わると後で知り、ぞっとしましたが。
どれぐらいの時間だったかは思い出せませんが、落ち着いたようです。
後は点滴を続けるだけとなり、別室にすず、私、3匹が移動しました。

歯茎の色が白っぽくて、ハァハァ言っています。それでも
私の話しかけに反応しますし、しばらくすると起きあがり、
私や先生に、無理やり寝かせられるまでに。
診療の合間に、まだ注射をしていなかった3匹も順に済ませました。
ぴのとなのは落ち着いて伏せていてくれていましたが、てんは
ヒュンヒュン鳴いてウロウロ。先生に帰らせてくれと飛びつく始末。
すずは落ち着きましたが、ショック症状が再び出る事もあるので、
いったんすずを病院にあずけ、点滴を続けてもらうことに。
夕方、迎えに行くと点滴をつづけていましたが、元気いっぱいです。
またショックが起きた時に、すぐ対応できるようにと腕に点滴を
繋げるための鍼をさしたままですが、やっと帰宅です。
後に、いろいろ調べて見て大変な事だったと知りました。
亡くなることも少なくないなんて・・・。
まして、昨年までは全く何の症状もなかったのです。
別件で病院に行った時、先生に聞きました。よくあるんですか?と。
「混合ワクチンではたまにありましたが、狂犬病ワクチンで
アナフィラキシーショックを起こした子は、獣医になって初めてです。
しかも、去年県内で1匹か2匹ぐらいしかいなかったと思います。」
なんてレアなケース。。。病院の院長先生は、狂犬病の集合注射の
担当もしています。今年は、受け持つ地区で2万犬の注射が
行われたようですが、ショックを起こしたのはすずだけだったようです。
狂犬病ワクチンはもう打つことができません。混合ワクチンも
怖くなりましたが、こればっかりは打ってみないとわかりません。
狂犬病ワクチンが駄目でも混合ワクチンなら大丈夫かもしれないのです。
思い切って8月に打ちました。(過去の記事)結果は大丈夫でした。
この先、毎回注射の度に不安な時間を過ごすことになりますが、
お出かけ好きのすずのために、頑張るしかありません。
思い出せる限りのことを書きました。また長くなりました・・・。
せめてすずから、お礼を。

すずは、元気ですよ~♪
心配してくれた方々、ありがとうございます!

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少し違うとすれば、いつもより人の側にいたがります。
3時間以上離されていたので、軽いトラウマでしょうかね。

昨日の記事に書いたとおり、すずは今年の三月末に狂犬病ワクチンで、
アナフィラキシーショックを経験しています。そのときのことを。
市役所から狂犬病ワクチンの案内が届いた頃、年度末で旦那様は
仕事が大変忙しく、毎週休日出勤をしていました。
かかりつけの病院は、自宅から歩いて7分程度。私が一人でも
十分連れて行ける距離です。前年までは2匹×2回で連れていってましたが、
今年は3匹増えています。まずは、大きい子達(すず、てん、なの、ぴの)を
いっぺんに連れて行きました。
(余談ですが、4匹をいっぺんに連れて行ったのは初めてでした。疲れました。)
診察の順番になり、すずから狂犬病のワクチンを打ちました。
そして、フィラリアの検査、爪切り、肛門腺絞りをやってもらい、終了。
診察台からおろして、次になのを診察台に。

なのが狂犬病のワクチンを打ち、フィラリアの検査をしようとしたときです。
私の足元には3匹がウロウロしてますから、目を離していたずらをしては
いけないと、ちょいちょい目を配っていると、すずが何故か転びました。
あれ?なんだろ?「すず~」声をかけました。病院の先生もすずを見ました。
すると、コテッとすずが脱力するように倒れました。

何これ?病院の先生も「今、転びましたよね?」。すずは立てなくなっています。
先生の顔色が変り、すずを抱き上げ隣の診察室にいた院長先生のもとに。
急に動きがあわただしくなりました。
すずの手に点滴のようなものや、何やら線らしきものが付けられ
TVドラマでしか見たことのない、心音や血圧を表示するパネルまであります。
何が起きているのかわからず、ぼんやり見ていた私と3匹。
院長先生に「アナフィラキシーショックです。とてもやっかいな状態です」と
言われましたが、まず『アナフィラキシー』を聞いたことがありません。
何か良くないことが起きているのはわかりましたが、診察台の上にいる
すずは、「なんで、ここに寝てるの~?」とでも言うようにこちらを
見ています。正直、診察室の緊張は私に伝わっていませんでした。
生死に関わると後で知り、ぞっとしましたが。
どれぐらいの時間だったかは思い出せませんが、落ち着いたようです。
後は点滴を続けるだけとなり、別室にすず、私、3匹が移動しました。

歯茎の色が白っぽくて、ハァハァ言っています。それでも
私の話しかけに反応しますし、しばらくすると起きあがり、
私や先生に、無理やり寝かせられるまでに。
診療の合間に、まだ注射をしていなかった3匹も順に済ませました。
ぴのとなのは落ち着いて伏せていてくれていましたが、てんは
ヒュンヒュン鳴いてウロウロ。先生に帰らせてくれと飛びつく始末。
すずは落ち着きましたが、ショック症状が再び出る事もあるので、
いったんすずを病院にあずけ、点滴を続けてもらうことに。
夕方、迎えに行くと点滴をつづけていましたが、元気いっぱいです。
またショックが起きた時に、すぐ対応できるようにと腕に点滴を
繋げるための鍼をさしたままですが、やっと帰宅です。
後に、いろいろ調べて見て大変な事だったと知りました。
亡くなることも少なくないなんて・・・。
まして、昨年までは全く何の症状もなかったのです。
別件で病院に行った時、先生に聞きました。よくあるんですか?と。
「混合ワクチンではたまにありましたが、狂犬病ワクチンで
アナフィラキシーショックを起こした子は、獣医になって初めてです。
しかも、去年県内で1匹か2匹ぐらいしかいなかったと思います。」
なんてレアなケース。。。病院の院長先生は、狂犬病の集合注射の
担当もしています。今年は、受け持つ地区で2万犬の注射が
行われたようですが、ショックを起こしたのはすずだけだったようです。
狂犬病ワクチンはもう打つことができません。混合ワクチンも
怖くなりましたが、こればっかりは打ってみないとわかりません。
狂犬病ワクチンが駄目でも混合ワクチンなら大丈夫かもしれないのです。
思い切って8月に打ちました。(過去の記事)結果は大丈夫でした。
この先、毎回注射の度に不安な時間を過ごすことになりますが、
お出かけ好きのすずのために、頑張るしかありません。
思い出せる限りのことを書きました。また長くなりました・・・。
せめてすずから、お礼を。

すずは、元気ですよ~♪
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